南牧で働く@小規模特養かのか

【なんもくジョブシリーズ#5】

※南牧村に移住を検討されている方から、南牧村って働ける場所はあるの?南牧の人は何をして働いているの?とよく聞かれます。実は南牧村には人手を募集している会社・団体はいくつもあるんです。これから南牧で働き手を募集している会社を紹介していくので、ぜひご覧ください!

村の喫茶店もくもくの奥にある小規模特養かのか

南牧村には老人介護施設がいくつかある。その1つが「地域密着型小規模特別養護老人ホームかのか」。南牧村に住所を持ち、介護認定3以上の方が入居できる。入居者は様々なサポートを必要とするため、職員は移動・食事・排泄・入浴などの身体介助を行う。同じ敷地内にケアハウスいこいが隣接しており、入居者の状況の変化に合わせ両施設を行き来できる体制がある。

施設には介護士だけでなく、厨房の調理員、事務員、施設内を清掃する職員など多様な職員がいる。どの職種にも未経験者がいて、資格を持たずに働き始めた介護職員が何人もいる。

未経験で介護の仕事を始めた菊池さん。ちょうど転職を考えていたタイミングで知人から紹介され、給料等の条件を踏まえ入社に至った。介護の仕事はきつい、汚いと聞いていたため覚悟をして仕事を始めたが、思ったより楽だと感じた。もちろん厳しい時もあり、夜勤で生活時間が不安定になり体のリズムが崩れることもある。前職は肉体労働で自分の命の危険を感じながら働いていたが、今は常に入居者さんの命を気に掛ける緊張感がある。もともとお年寄りを苦手に感じていた菊池さんだが、だからこそ入居者全員に平等に接することができていると感じている。

介護の仕事をありのままに受け止め、しっかり仕事をこなす菊池さん。介護の仕事が初めてでも一から教えてもらえる体制のもと、経験を積んでいる。

一方、長年病院で介護の仕事に携わってきた相馬さん。定年退職を機に、かのかの職員となった。入居者の方々は介護されているのに、介護職員に「わるいね。がんばってるね。いつもありがとう。」と優しい言葉をかけてくれる。顔見知りの方々もいて、アットホームな雰囲気を感じている。

週に一度機能訓練士の方が来てくれて一緒に体操

かのかでは正職員だけでなく、パート・アルバイトも募集中。パート・アルバイトであれば働く日数や時間は比較的要望が通りやすい。半日のみ、週一のみ、などと本人の働き方の要望に合わせ幅広く対応している。週1でもいいので、長く働いてくれると有難い。かのかで働きながら、南牧でやりたいことをしている移住者もいる。

一緒に働きたい人は、優しく思いやりがあり、高齢者に対し敬意をもって接することができる方。少人数だからこそ、アットホームな空気を感じることができる職場だ。

季節のイベントを楽しみながら

特別養護老人ホームかのかは、特定非営利活動法人「MINNAなんもく」が運営する。MINNAなんもくは、「自分たちの村は自分たちでつくる」という信念のもと活動する団体だ。かのか以外にも隣の「ケアハウスいこい」、「道の駅オアシスなんもく」など、村内で雇用の場を提供している。

高齢化が進む世の中、介護は今後も必要となる職種だ。サポートが必要となる人たちの助けとなるような施設であり続けたい。

施設の情報はこちら→地域密着型小規模特別養護老人ホームかのか(群馬県甘楽郡南牧村の特別養護老人ホーム)|LIFULL介護(旧HOME’S介護) (homes.co.jp)

※本記事は、南牧村のお仕事を紹介するものです。就職をご希望の方は個別に会社にお問い合わせください。なお、お問い合わせのタイミング等により採用募集を打ち切っていたり、条件等変更している可能性がございますが、ご了承願います。

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