11月16日に引き続き、25日にも額を寄せ知恵を出し合った「オンライン移住相談会」に向けた作戦会議。
さしあたって11月28日(土)に開催が決定していた【西上州7市町村合同でのオンライン移住相談会】での対策を意見交換し、残された短い時間の中で自分たちでできることをカタチにしてみることに・・・。
TV画面の中に当たり前のように映し出されるようになってきた会見場でのバックボードまたはバックパネル。
行政機関や企業の会見、スポーツ中継でのインタビューなどでは当たり前のようになり、見慣れた光景となっています。
オンラインでの相談会ということは、相談者には画面に映る担当者と共に、その背景が否応なく映し出されることになります。
これまでは、移住相談会でのブースの壁に、使い古したようななんもく村の滝のポスターなどが一枚、無造作に貼られているのが常でしたが、もうちょっと面白く、賑やかな背景を作ってみようということで、さっそくバックパネル作成に取り掛かることとなりました。
空き家の調査時や各ミーティングの風景、古民具の保管データ用画像、なんもく村の四季折々の画像などなど、保管されている画像から無作為にプリントアウトされたA4用紙を、ちょっと場違いな赤い柄のマスキングテープでおもいおもいに貼り込んでいくメンバー。
手作り感満載。
見ようによっては小学生の工作のような出来栄えに見えなくもないですが、大の大人たちがなにやら楽しそうに用紙を斜めにしてみたり、重なりを付けてみたり、『そっちの用紙をちょっと動かして!』とか、『なんもく村の文字入れたいからここら辺にスペースがほしい!』とか・・・。
小一時間ほど掛かったでしょうか。
会議室にあったホワイトボードをベースに、無造作に張り付けてあるように見えるかもしれませんが、さにあらん!
オンラインでカメラに映し出された映像には、絶妙なカラーリングとごちゃごちゃ感が相談者の目を曳きつけ、圧倒的な「なんもくワールド」へと曳きこまれるように計算された構図となっているはずなのです。
28日、【西上州7市町村合同でのオンライン移住相談会】当日。
資料によれば、限定15組予約制での周知・広報の結果、当日までに応募があったのは7組ほど・・・。
画面上に映し出される他自治体の背景には白い壁や殺風景な背景が映し出され、なんもくブースが映ったときには大きな衝撃を起こすことが必至と思われましたが、肝心の、なんもく村への移住相談者は何組ほどいたのか?
気になるとこだろうと思います・・・が、
関係者、関係機関、その他多方面への影響に配慮し、今回は非公開とさせて頂きます。
しか~し、収穫もありました!
実際に参加してみることで、オンラインでの移住相談会というものの特性や、メリット&デメリット。
また今後の課題となるようなものも、今回の参加で少し見えてきたような気がします。
小さな山村がどのようなアピールをしてゆけるのか?
なにが求められていて、どんな提案ができるのか?
小さな小さな歩みになりますが、
私たちにでもできることをこれからも、
ひとつひとつ形にしてゆければと感じています。
おわり。
master
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- バックパネル(なんもく仕様) - 2020年12月1日