南牧(なんもく)村のランドマークのひとつでもある役場庁舎へ至る県道の少し手前を左に折れ、大仁田地区に所在する古民家を一軒、古民家バンク登録に向けた内部調査に行ってきました。
スルスル・クネクネと坂道を上り、大仁田地区のゲートボール場を横目に急なスロープを一気に駆け登り、案内役の事務局スタッフが道を間違えて通り過ぎたさらに急な細い坂道を駆け上った行き止まり。集落内では最も高台に所在する今回の調査物件。
見晴らしは最高!
陽当たりもこのあたりでは最も早く朝日が当たり、心地よい風が吹き抜ける絶好の立地条件に建つ“ザ・古民家”
建物の状態も良好で、内部の片付けなどが済んでしまえばすぐにでも使用できそうなほど管理された古民家は、間取りも大きく、二階も改修されて三つの洋室にひとつの和室が拵えられ使い勝手は良さそうです。
2階の押し入れ建具には懐かしのポスターが。
大場久美子に聖子ちゃん!
わかるかなぁ・・・わかんねぇだろーなぁ・・・いまの若いひとたちには。
画像スタッフがあちこち飛び回り、入念に画像データの収集。
建物内部の詳細な間取り図作成メンバーは二班に分かれて内部の間取り、建具の配置、収納の配置と大きさ等々をデータとして残すための地道な作業を進めます。
後々のためにも、妥協することなく、可能な限り正確なデータ収集を行っておかなければ、あとで二度手間となる可能性もありますので、メンバーにいつものとぼけた表情はなく皆真剣に取り組みます。
事務局スタッフもまた、建物に関する様々な情報を既定のシートに書き込みながらくまなくデータ収集。
およそ一時間半ほどかけて今回の空き家バンク登録に向けた物件調査は終了し、解散となりました。
持ち帰ったデータを整理し、古民家バンク物件掲載までは少々時間がかかりますが、準備ができましたら公開してゆくことになります。
現在、バンク登録に向けた内部詳細調査待ちの古民家が数軒ありますので、調査チームの地道な作業はこれからも続くことになります。
けっこう大変なんだな、これがまた!
nobu
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