気がつけば、夕暮れどきは日一日と足を速め、ひたひたと忍び込んでくる秋の気配。
ついこの間までは、夕刻も七時ごろまでは十分に明るさがあったなんもく村でしたが、きのうの夕刻六時ごろはというと・・・。
はやくも薄い夜の気配が足元から這い上がり、手を休め、ふと視線をあげると、辺りは水で溶いた暮色を刷いたように奥行きをなくしています。
あるかなしの今年の夏、すっかりおわってしまったようなのです。
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- バックパネル(なんもく仕様) - 2020年12月1日