いろいろとありまして・・・、ずいぶんと過日になってしまいましたが、遅ればせながらご報告。
先月3月の18日(日)
新潟県十日町市で地域密着型の事業を展開し、現在もそのエネルギーを燃やし続けている注目の団体「株式会社YELL(エール)」の活動。そして十日町に残る古民家を斬新なデザインでリノベーションし、あらたな活用を展開している同市の取り組みを学ばせていただくための視察に協議会メンバーも参加してきました!
現地十日町に到着後、株式会社YELLさんが事業展開するゲストハウス・ハチャネと、その一階部分で同じく事業展開されている飲食店ALE beer&pizzaにお邪魔して、代表の小泉嘉章氏&事業コンサルタントの岩井佳子氏を中心に『新潟県十日町市から日本を元気にする!』という事業の成り立ちや現在の状況と将来の展望、また地域おこしに関する様々な課題と克服してきた源など、Q&Aを交えながら分かりやすくお話していただきました。
言うまでもありませんが、時刻は昼近く、お邪魔したお店はシカゴスタイルのディープディッシュピザとクラフトビールを看板にするYELLさんが事業展開する飲食店です。
地域おこしに一役買うクラフトビールとシカゴピザが、いったいどのような出来栄えなのか?当然ながらそこは知っておく必要があるに決まっているのです!
ということで、今回の視察の一環として、またこれからの南牧村の新たな取り組みへのヒントとして、クラフトビール1~2杯&メチャ旨ピザを協議会メンバー及び同行の役場職員、協議会スーパーエグゼクティブスペシャル会員の村長さんでパワーランチとさせていただきました。
小泉氏・岩井氏おふたりから発信される溢れるようなエネルギーと、クラフトビールから吸収されたエネルギーを感じつつ、オラが村に不足しているマンパワー、チャレンジ精神、面倒や困難を避けずにむしろ克服する過程を楽しむかのようなポジティブな発想があらためて必要であることを感じたものでした。
両氏には貴重な時間を割いていただき、この場を借りてあらためて感謝!
カラフルなリノベーション古民家の視察
十日町市に点在する、有名な建築デザイナー・カールベンクス氏によってリノベーションされた古民家。
市内には他にも何棟ものカールベンクス氏が手掛けた再生古民家があり、市の活性化事業の一環として継続的に進められ、個人所有の店舗であったり、事務所であったり、今回見学させていただいたシェアハウスとして自治体が活用する事例もあり、地域のシンボルのような存在になっているようです。
今回視察団一行が見学させていただいたのは、画像左にあるその名の通り「グリーンハウス」。
現在十日町市の管理するシェアハウスとして運営されており、当日も利用者が滞在しているなか、十日町市担当職員の方が建物内くまなく、隅々まで案内してくださり、さまざまな質疑に対しても丁寧に説明をいただきました。
古民家のリノベーションと活用方法など、南牧村にとっても大変参考になり学ぶところも多いと感じましたが、そっくりそのまま取り入れることは難しく、自分たちなりにうまく活用し、参考とすべきは参考とし、柔らかな発想で今回の視察を生かして行ければよいのではないかと感じています。
新築と変わらないほどの費用をかけることは出来そうもありませんので、南牧流の古民家再生というやつを試してみたいものです。
今回の視察研修にあたり、現地で対応していただきました株式会社YELLの小泉氏・岩井氏。また温かくもてなし下さったALE beer&pizzaのスタッフみなさま、休日にもかかわらず再生古民家の案内をしてくださり、私たちのバスが見えなくなるまで手を振ってくれていた十日町市担当課の職員の方、そしてさまざまな段取りと手配を陰ながら進めてくれていたオラが村の優秀なる職員方々には重ねて・・・謝謝!謝謝!
さて、どのように生かしていけますかな?
master
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