9/10(木)、役場二階「農事相談室?」とは名ばかりの、
ほぼ納戸と化している一室で作業は本格的にスタートしました。
まだ、コロナと言ってもポカンとするくらい現実味がなく、
どこか遠いところでの出来事のようだった一月末に、
ながいながい月日を費やして完了した「村内全域空き家分布調査」。
一軒一軒を自分たちの脚で確認し、ときには藪をかき分けクモの巣に絡みつかれ、
廃墟と化した空き家の前に立ち、そこにあったであろう人々の生活の残り香を感じ取ろうとしてみたり・・・。
暑い日。
凍えるような凍てつく日。
雨に降られた日。
そんな中を歩き回って集められた膨大な量の紙データ。
コロナの騒ぎで半年近く作業が止まったままとなっていましたが
いよいよ本格的にこのデータを整理し、デジタルデータとして保管してゆく作業が始まりました。
まずは村内の区分ごとに、実際の紙データと地図データとの照合作業。
初回から作業はすったもんだを繰り返し、
そう簡単には進んでくれません。
それでも参加したメンバーで手分けし、細分化された各地区をひとつひとつつぶしてゆきます。
これから先の作業はさらに地道な作業となりそうですが、
この村にとって有効な資料となるようコツコツと進めてゆきたいと思っています。
ということで、まずは、集められた膨大な量の村内空き家データの整理作業が始まったことを
活動報告としてお知らせいたします。
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