5月はじめのころまでは輝くように山肌を賑わせていた新緑も、
徐々にその色を濃くし、
深い緑の杉林に同化しつつあるなんもく村の風景です。
強い日射しを感じるようになり、休日には南牧川に沿うように走る県道から聞こえてくるツーリングのバイクたちのエンジン音。
コロナの渦中、我慢できずに飛び出して来たんでしょうね。
気持ちは分かります・・・いい天気でしたから。
先日の【鬼胡桃(オニグルミ)】の中で出ていた雌花をご紹介します。
ちょっとだけふくらみを見せて、胡桃の赤ちゃんも確認できます。
画像真ん中あたりの赤い花弁とその下の小さなふくらみが
成長してクルミの実の房になっていきます。
洋クルミに比べると小粒で堅いオニグルミ。
その実は濃厚でとっても美味しいのです。
秋の収穫を楽しみにしています。
このところ、山肌のところどころに藤の花に似た薄紫の花を見かけるようになってきました。
胴長の鈴のような花房は桐の花。
枝ぶりからは想像できないようなきれいな花をつけるのです。
梅雨入り前のとーってもいい季節なのですが、行楽に出かけることもままならないいまの状況。
もとの生活がはやく戻りますように!