大塩沢地区の空き家分布調査がはじまりました!

大きな門造りの屋敷もありました。

9/28(土)秋晴れのなんもく村。

村内全域の空き家分布調査で最後まで残っていた大塩沢地区に足を踏み入れた調査隊一行。

隣地区・小沢地区との境となる県道202号線沿い、赤い屋根の民家付近からスタートです。(赤い屋根と言われても・・・。)

 

県道202号線を中心に両脇に並ぶ民家の中には、住人を失って久しいと思われる古民家や、当時は活気があり幾人もの工人が忙しく仕事をしていたことが想像される大きな工場跡。

藪をかき分けて裏手に回ると、県道側からは想像できないような瀟洒な造りを見せ、調査隊を驚かせる空き家があったり。

 

本道から分かれて伸びる細道の先には、大屋根が落ち、朽ちるばかりの古民家もあり、そばに近寄って見るとそこには、たしかにその昔そこで暮らしていた人たちがいたことを感じさせるわずかに残る気配・・・。

 

かと思えば、外観から勝手に判断し『これは空家だよね!』と敷地内にズカズカ足を踏み入れて建物の調査に入る調査隊に、掃き出しの窓を開けて姿を見せ、迷惑そうに何事かと尋ねる住人に恐縮する場面も。

県道から河原までの段差には不思議な構造の地下階?を持った民家が多かった。

縁側で居眠りする隊員・・・。コラコラ。

県道沿い直線距離にして800mほどの間を、脇道から左右に踏み込み、道なき道を分け入り、クモの巣を払い除けながらおこなった最終地区・大塩沢での空き家分布調査初日でしたが、これから先、黒滝方面と高原方面へと分かれて続くことを考えると、最終地区とはいえまだまだ気を緩めることができないと思い知らされた調査隊一行でありました。

 

年度内完結をめざすぞぉー!

だれか、『おーっ!』っていってくれ!