29年度最後の全体ミーティング

年明けの、身が縮むような寒の時期をやり過ごし、なにやら春の気配を感じるようになってきたなんもく村。

夜の冷え込みもずいぶんと緩み、ストーブ無しで行われた今年度最後の山村ぐらし支援協議会・月例全体ミーティング。

 

 

噺家のような語り口で開会のあいさつをこなす会長さんに引き続き、各作業チームからの直近での活動報告と経過報告があり、要所要所で各報告に対しての突っ込んだ話し合いや意見交換を交えながら進行です。

 

家屋・相談会チームより

東京・有楽町での「ぐんま暮らし相談会」参加メンバーからは当日の会場の様子や予想以上の盛況ぶりが報告。

協議会月例ミーティングで準皆勤賞を狙っていると噂もあるほど、すっかりお馴染みとなってきた県庁・地域政策課職員からも補足での報告があり、みな真剣に聴き入ります。

また、先週7日に行われた県内各自治体の移住支援に関わる職員&専門職&民間関係者などで開かれた「移住関係会議」に参加した協議会メンバーや事務局職員からの報告もあり、群馬県全体として地方移住への対策が徐々にではありますが底上げされ、意識も高まりつつあることを感じることができました。

 

調査チームより

村内での協議会の活動として、大きな活動の柱となりつつある空き家古民家の分布調査作業報告と次回調査の日程調整なども話し合われ、あわせて空き家の所有者から賃貸もしくは売却の意向承諾を得た古民家物件に対する内部及び詳細調査の依頼も事務局から報告されました。

みなそれぞれの生業を抱え、また、守るべき家族を抱え、忙しい日々を送っているなかで、その貴重な時間を割いて活動を続け、コツコツと見返りの無い地道な作業を続けてくれています。その成果として現れる移住希望者の問合せ状況や、空家古民家への交渉成立を励みにしながら・・・。

 

広報チームより

広報チームからは、年4回の発刊を続けている「山村ぐらし通信」の次回5月号発刊に向けて、予定記事概要の説明と記事を担当してくれそうなメンバーへの寄稿依頼が行われ、指名されたメンバーは半強制的に・・・もとい、率先して指名を受け入れ、それぞれの記事を締め切りまでに用意することとなります。

 

庶務チームより

庶務チームからは、先月行われた「移住者との交流会」の無事開催と協力へのお礼を兼ねた報告。

また、今後の協議会の活動に関する見直しや修正、関わり方を検討する旨の報告があり、参加メンバーへの協力の要請が行われました。

決まった形に嵌め込まず、いつも、より良い方向性を模索しながら協議会の活動が前に進み、この村にとってなにがしかのプラス効果を生み出せるようになりたいものです。

 

事務きょ~く!

各作業チームからの報告の要所要所で、事務局ならではの冷静沈着な補足が行われ、さすがはなんもく村の能吏です。(たまには褒めることも必要です。)

また、今後の予定として他自治体からの視察受け入れと意見交換参加者の確認や、協議会メンバーも参加する越後国への古民家改修事例等の視察事業の詳細報告と案内などがあり、官民が協力して進めて行けるあらたな活動への良い参考となるかもしれません。

18日(日)越後国・十日町まで視察に行ってきます!

 

 

以上、ほかにもいろいろとありましたが、思い出せる範囲の中、独断と私見を交えながらの全体ミーティング報告となります。

報告おわりっ!