古民家の片付け、なんとか終了・・・。けっこう大変でした。

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“日向雨沢(ひなたあめざわ)”と呼ばれている地区、南牧川のすぐそばに立つ古民家で協議会活動として今回初めてとなる内部の片付け作業を行ってきました!

建物内部には生活の痕跡がそのまま残り、茶箪笥やら戸棚やらあらゆる収納個所には多くの茶碗類や生活用品が残されており、それぞれ種別に分けて分別され指定の袋に詰め込まれます。

中には処分するにはもったいないような十分に使えるものも混ざっていましたが、今回は役場の担当者の指示に従い、目をつぶって袋の中に・・・。

今後、この内部の片付け作業を続けてゆくことになるとすれば、移住して借り手となる方々にとって利用可能な物品などの処分方法などをもう少し検討してゆく必要があるかもしれません。

古くても使えるものを大切に使い続けること、利用できるものを再利用できるような方法を考えてゆきたいものです。

 

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前もって建物の所有者が袋詰めした不用品と合わせ、山のような処分品が玄関土間にうず高く積み上げられ、居間の縁側にもズラリと並べられ、後日役場のトラックに詰め込んで処分場へと運ばれることになります。

建物内に残る家具類も、合板で作られているような量産品の収納棚や洋箪笥、TV台などは庭先でバラバラに解体され処分されることに。

古い作りの誂えの調度品、桐の箪笥、ケヤキの茶箪笥や無垢の棚物などは処分せずにそのまま残すことに。これはさすがにもったいないですし、処分はいつでもできると判断してもう少し活躍してもらうことにしました。

内部の片付けが済んだ後、こちらの物件は水周りを中心に村の予算の中でリフォームされ、村の古民家村営住宅として登録・貸し出しが開始されることになります。

目の前に中学校の校舎が見え、日当たりも良さそうな立地ですから、子育て世代などの移住希望者が住むにはとても良い物件のひとつになりそうです。