今年度も活動開始です。

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GWを挟んだこともあり、今年度の活動に向けた具体的な動き出しが最近となってしまった山村ぐらし支援協議会。

先週の金曜日、それぞれの本業を終えた午後7時、役員面々が村役場1Fにある小会議室“村民室”、通称“睡眠室”と呼ばれる小部屋に集合し今年度初のミーティングを行いました。

『う~ん・・・。』と唸る会長が進行しながら、今年度事業計画をもとに新規活動内容の確認、事務局スタッフと実際の活動に向けた役割分担の指示などを役員で共有し、継続してゆく活動内容とあわせて活発な議論が行われました。

あらたに取り組んでゆく予定の活動として、これまで事務局スタッフが負担してきた作業の軽減を図るため来村した移住希望者の方々を案内して【古民家バンク】に登録された空き家古民家を下見していただく作業の分担を検討し、試みとして向こう3ヵ月間は月に2回ほど土曜日か日曜日に限定して案内を行ってゆく方向で話し合われ、実際に形にしてゆきたいと考えています。

また、関係する古民家物件で賃貸なり売買なりの動きがあった場合、移住に当たっての大きな障害となっていると考えられる物件に残るさまざまな不用品や処分品の片付け作業などが発生することを想定。この作業を協議会メンバーの手を借りて進めることができないか、実際の案件をこなしながら取り組んでみることとしています。

いずれもはじめて取り組んでゆくことになりますので、行動を進めながら課題点をつぶし、山村ぐらし支援としてすこしでも役に立てるような方向を目指して取り組んでゆければ良いと思っています。

 

現在、さまざまな方面の方々がここ南牧(なんもく)村に関心を寄せ繋がりを持とうとしてくれています。それは学生たちのグループであったり、若い社会人たちの集まりであったり、研究機関からの視察であったりとほんとうにさまざまな方たちが関心を寄せ、実際にこの村を訪れてアクションを起こそうとしてくれています。

この村で実際に暮らしながら、自分たちにできることをコツコツと地道に行動を続けている村人もたくさんいますので、お互いを結びつける紐の数を少しづつ増やしながら南牧(なんもく)村の元気に役立てればgoodなのです。その結びつきは細くても良いのかもしれません。ながくつながってゆけることを願っています。