長野県・木島平村(糠千地区)からの視察交流

視察の後のコーヒータイムで。

 当協議会の活動に関しまして、平素よりご理解ご協力、有難うございます。

この協議会が村内にある空き家の利活用を目指して設立されて4年が過ぎました。
まだまだ手探りの部分があるのですが、その活動を視察したいとの申し出があり、手本になるような部分があるのか疑問に思ったのですが、協議の上、受けることになりました。
 
今回、1月18日、訪れてくれたのは、長野県木島平村糠千(ぬかせん)地区の有志17名。中には区長さんや木島平村役場の方もおられました。

協議会の取り組みの説明後、移住してきたIさん宅を訪問、Iさんからその体験を通してのお話を伺った後、なんもく暮らし体験民家を見学。更に古民家民宿かじか倶楽部へ移動しての意見交換会となりました。
 
糠千地区の方とお話しするなかで、今34世帯ある他に数件の空き家があり、今後その数の増加が予想される。

その心配を払拭する方法の一つに空き家の利活用を検討しているとの事。
 
となると気になるのが空き家バンクに関する事や、集落と移住された方と協議会の関わりなど、具体的な質問も飛び交っていました。
 
現在の協議会の活動は、3年前に木島平村へ視察に行った事により幅が出ました。
そして、今回視察を受け入れてみて、どれだけ活動が成長をしたか、一つの審判のような事だったと、バスを見送りながら思いました。
 
去年、創世会議の発表により日本の至る地域が似たような状況になっていることがはっきりして、正に焦眉の急です。
 
地域によって抱えているものに多少の違いはありますが、いざ膝を付き合わせて話してみると視察に訪れた糠千の皆さんも同じ思いでいました。
 
長い道のりではありますが協議会として知恵を出して手の届くところは何とかしたいものです。

~協議会・会長 金田さんの投稿です~

役場二階ホールにて

移住者ヤギ男さん宅を訪問・視察

1月18日(日)長野県木島平村の糠千(ぬかせん)地区の区長さんをはじめ住民の方18名が、南牧村に視察に来ました。

 この木島平村との繋がりとしては、平成24年2月に南牧山村くらし支援協議会が木島平村へ視察に伺い、その時以来のお付き合いとなります。
当協議会も、その視察をしたことにより、現在の活動に大きな影響を受けました。

今回は、木島平村の糠千地区の住民の方が、地区の活性化に向けて取り組む中で、南牧村と協議会の活動内容を視察したいとのことでお越し下さいました。
 
視察内容と次のとおりでした。
 
長野県木島平村を午前8時30分に出発。木島平村は豪雪地帯のため、
一晩に50~60cmの雪が降るので、この日の朝も自宅の雪掻きをしてからの出発だったそうです。

午前11時頃に「オアシスなんもく」に到着し見学、その後、千歳屋(磐戸)にて昼食。
 
午後1時に南牧村役場に到着し、役場にて自己紹介や協議会の活動内容の説明を行いました。
この時点では、まだお互い堅苦しい感じで話をしていました。

その後、村内視察に移り、移住された方のお宅へ訪問。(I宅)
このころから、みんなリラックスしたようで会話が弾んできました。

家のつくり、地形、仕事などについてはもちろん興味をしめしていましたが、畑にあった「ゆず」にも興味をしめしていた方が数名いました。

その後、なんもく暮らし体験民家の視察で移動。
体験民家の使用目的や内部を視察していただき体験型古民家民宿 かじか倶楽部へ移動。

ここまで来ると、お互い和やかになり、かじか倶楽部の宿の2階の間で、コーヒーとケーキを頂きながら、お互いの地形・気候のことをはじめ、地域の状況や活動内容の話をして意見交換を行いました。

糠千地区の方からは、南牧村は雪が無くていいなぁという声がありました。
また、当協議会に関しては、住民と行政が協力して活動しているとお褒めの言葉を頂きました。

 この視察をお受けしたことにより、また新たな発見ができたのでないかと思います。

~協議会・副会長 神戸さんの寄稿でした~